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駿府城 2018.1.20 [静岡県]

駿府城は、明治維新後、天守台は取り壊されその土砂で本丸堀(内堀)も埋め立てされたが、天守台再整備のため、2016年度から2019年度にかけて静岡市により発掘調査が行われている。私が諏訪原城からの帰路、静岡駅に到着したのは2018年1月20日(土)14時22分。静岡駅北口を出て大通り(御幸通り)を北に向かうと10分程度で三ノ丸堀(外堀)が見えてくる。

①枡形虎口の三ノ丸大手御門跡。三ノ丸内部は現在、官庁街となっている。正面のビルは静岡県庁東館。

駿府城003三の丸大手御門跡.jpg

②三ノ丸を通り抜けて、二ノ丸巽櫓(1989年復元)・東御門(1996年復元)へ。二ノ丸堀(中堀)南東角から撮影。東御門は高麗門・櫓門・多門櫓で囲まれた典型的な徳川系枡形虎口を再現している。

駿府城005二の丸巽櫓.jpg

③復元建物の内部は見学できる。東御門の多門櫓側から櫓門を撮影。

駿府城010二の丸東御門.jpg

④復元建物内部に展示されている天守復元模型(天守というより天守曲輪)を撮影。天守は何回か築かれたが、このモデルは徳川家康最後の天守(1610年完成、1635年焼失、以後再建されず)と思われる。このほかに城全体復元模型も展示されている。

駿府城011天守模型.jpg

⑤本丸堀(内堀)は2カ所残っている。このうちの一つを撮影。画面手前の水路は二ノ丸堀とつながっている。

駿府城014本丸堀.jpg

⑥本丸北西にある天守台発掘調査現場は公開されている。見学ゾーンから天守台西側南端を撮影。発掘情報館きゃっしるで、資料や映像、出土瓦などを見ることができる。

駿府城017天守発掘.jpg

⑦二ノ丸南口(本来の二ノ丸大手門から70m東に設置)から出て、二ノ丸南西隅の坤(ひつじさる)櫓(2014年復元)を撮影。

駿府城019二の丸坤櫓.jpg

静岡駅15時52分発の新幹線で帰途についた。今後、天守台をどのように整備するのか興味のあるところ。



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