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萩城 2019.11.18 [山口県]

2019年11月18日(月)、宿泊地の益田市からJR山陰本線(益田駅7時50分発→東萩駅9時7分着)で萩城を訪れた。萩城は、関ヶ原の戦い後、領地を減らされた毛利輝元が新たな居城として築城したもので、日本海に突き出した指月山(しづきやま)の山頂に詰丸(要害)、山麓から三角州にかけて本丸・二の丸・三の丸を配置している。

①御船倉。東萩駅から萩橋を渡り城下町に入り北西にしばらく歩くと御船倉へ。現在は埋め立てられているが、かつては河岸に面していた。この界隈:浜崎地区には江戸時代からの商家の景観が残されている。浜崎地区から西方向へ歩き菊ヶ浜へ。

萩城003御船倉.jpg

②菊ヶ浜から指月山を撮影。海岸沿いに二の丸石垣が築かれている。土塀は復元されたもの。二の丸東門跡から二の丸へ入り、二の丸東側最北端へ。

萩城006指月山.jpg

③二の丸東最北端の北矢倉石垣前の海岸から二の丸東側石垣を撮影。指月山は花崗岩でつくられており、石垣に使われている。

萩城012二の丸北矢倉.jpg

④本丸門跡。二の丸中央部へ戻り、土橋を渡って枡形構造の本丸門跡へ。枡形内に料金所(220円)がある。

萩城019本丸門土橋.jpg

⑤本丸南雁木。本丸南の石塁に上がるため全面に石の階段(雁木)がつくられている。

萩城023本丸南雁木.jpg

⑥天守台南東面。1874年に解体された天守建物の古写真はこの角度のものが多い。

萩城047天守台南.jpg

⑦詰丸要害門跡。本丸北西隅から指月山山頂(標高143m)へのつづら折りの登山道を登る。所要時間15分程度で山頂の詰丸入口の要害門跡(枡形虎口)に到着。入ったところが詰丸の二の丸、上段が本丸となっている。

萩城037詰丸要害門内側.jpg

⑧二の丸南門跡。詰丸から下山し、西ルート(本丸西高門跡→二の丸岡崎門跡→二の丸南門跡)で二の丸南門跡へ。巨大な枡形門だったようだ。

萩城052南門.jpg

⑨旧厚狭(あさ)毛利家萩屋敷長屋。二の丸南門跡を出てしばらく歩くと、厚狭毛利家萩上屋敷の遺構として唯一のこっている長屋に着く。このなかに萩城復元模型が展示されている。

萩城056厚狭毛利家長屋.jpg

⑩三の丸北の総門。三の丸入口は3箇所あったが、そのうちの一つ北の総門は2004年に復元され周辺の景観も整備されている。

萩城059三の丸北の総門.jpg

次に、萩博物館へ。萩博物館は自然科学から歴史・文化までカバー範囲が広く、萩城復元模型の展示もあり、城下古図を購入。城下町の散策はやや時間不足。萩滞在時間は4時間47分、JR山陰本線で帰途についた(東萩駅13時54分発→益田駅15時6分着、萩・石見空港へ)。


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