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新発田城 2020.10.31 [新潟県]

2020年10月31日(土)、村上城から新発田城へ向かう。JR羽越本線で村上駅1416分発→新発田駅1453分着(実際には急病人発生のため15時過ぎ着)。駅から北西方向へ20分ほど歩くと本丸前に出る。新発田城は、戦国時代に上杉景勝に反旗を翻し最後には滅ぼされた新発田重家の居城で、上杉景勝の会津若松移封後の1598年に蒲原郡に入った溝口秀勝が新たに築き直し、三代藩主溝口宣直のとき(1654年)に完成した平城である。戊辰戦争では新政府側として戦い城下は戦火を免れたが、明治維新後、本丸石垣と一部の建物を除き取り壊され、本丸と二の丸の半分は陸軍駐屯地となり、現在は陸上自衛隊駐屯地となっている。

①本丸南東隅の辰巳櫓。

新発田城101辰巳櫓.jpg

辰巳櫓は三階櫓とともに発掘調査・文献史料・古写真などを基に木造で2004年に復元された。石垣は1669年の大地震で崩れたのを切込接ぎ布積みに変え積み直したものが残っている。なお、本丸の南側と西側(辰巳櫓から三階櫓まで総延長350m)は石垣造りだが、それ以外は土塁造りだった。

②表門(重要文化財)。1732年に再建されたもの。

新発田城103表門.jpg

③本丸南西隅の旧二の丸隅櫓(重要文化財)。もとは二の丸北西側にあったものを解体修理し本丸鉄炮櫓跡に1960年に移築したもの。

新発田城107旧二の丸隅櫓.jpg

④本丸北西隅の三階櫓。辰巳櫓と同様に2004年に復元されたもの。最上階の屋根の棟が丁字型で3匹の鯱が載ることで有名。

新発田城110三重櫓.jpg

⑤辰巳櫓から三階櫓南東側を撮影。三階櫓は駐屯地内にあるため立入できないが、他の建物は内部見学できる。

新発田城113三重櫓南東側.jpg

本丸を後にして清水園へ向かう。

⑥清水園大門(総門)。

新発田城118清水園大門(総門).jpg

清水園は旧新発田藩の下屋敷・庭園で現在は国指定名勝。庭園は見応えあるが時間が足りないし薄暗くなってきて残念。

⑦隣接地の足軽長屋(重要文化財)。時間がないので外から見るだけ。

新発田城117足軽長屋 (2).jpg

新発田滞在は1時間30分と余裕がなかった。JR白新線で新発田駅発1639分→新潟駅1722分着、新潟駅1744分発とき340号で帰途についた。

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