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油山寺 2022.12.1 [静岡県]

「目の霊山」の油山寺(ゆさんじ)には掛川城と横須賀城からの移築建物が現存しているので、城めぐりからもはずせない。袋井駅北口からお寺近くまでは袋井市自主運行バスの北部循環線(平日のみ、10人乗り)があるが、時間帯があわないのでタクシーで行くことに(所要時間10分)。
①入口の山門(重要文化財)。もとは掛川城の大手二の門(掛川市『掛川城のすべて』1996年によると大手筋三の門または玄関下御門・・・二の丸御殿下の南東側の門)で1659年に創建されたもの。廃城後に寺に移築され、その後改変されたが、1971年の大修理により元の姿に復元されたとのこと。妻側一階部分に屋根がないのは掛川城では門脇の土塁(または石垣)上に付櫓が接続していたためと思われる。
油山寺104山門.jpg
紅葉時期なので参道の人通りは多く賑わっている。
②本坊方向への参道から左折して三重塔や薬師本堂のある天狗谷方向への参道を進む。
油山寺108参道.jpg
るりの滝から先は石段を上り、三重塔に到着する。
③三重塔(重要文化財)。天正年間に起工したが中断、久野城城主の久野宗成が1611年に完成させたもので、1969年に解体修理されたとのこと。
油山寺113三重塔.jpg
④さらに石段を上り薬師本堂(静岡県文化財)にお参り。
油山寺115薬師本堂.jpg
⑤本坊方向に戻り、書院(静岡県文化財)へ。もとは横須賀城の書院として1699年に創建され、1859年に寄進により移築されたもので、1979年に創建当初の姿に復元修理されたとのこと。内部拝観できるのだが、時間の都合で内部見学は割愛し退去。
油山寺116書院.jpg
[メモ]本記事の解説部分は現地説明板のほか油山寺ウェブサイト、静岡県ウェブサイト「しずおか文化財ナビ」によりました。



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