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諏訪原城 2018.1.20 [静岡県]

諏訪原城は、お茶の大産地となっている牧ノ原台地の大井川側の断崖上に立地する土造りの城である。武田勝頼が遠江攻略の拠点として1573年に築城したが、1575年の長篠合戦の後、1ヶ月の攻防戦を経て徳川家康に奪取され大改修され、1582年の武田氏滅亡後は重要性を失い廃城となった。2018年1月20日(土)、東海道新幹線で11時4分静岡着、11時21分発の各駅停車に乗換え、金谷駅11時52分着。国道473号線を横断し、旧東海道の金谷坂石畳(1991年復元)を登って行く。

①登りはじめの金谷坂石畳を撮影。復元石畳は430mだそうですが、段々勾配がきつくなるので覚悟がいります。

諏訪原城002金谷坂石畳入口.jpg

②金谷坂を登り終えると、平坦な台地が拡がっている。しばらく旧東海道に沿って西方向へ歩いて行くと城入口の駐車場に12時14分頃着く(この場所に2019年3月、諏訪原城ビジターセンターができており、続100名城スタンプ、パンフレットが入手できる)。大手曲輪を撮影。へこんでいる部分が大手南外堀跡。樹木が生い茂っているあたりが二の曲輪。

諏訪原城005大手南外堀.jpg

③二の曲輪の西側を廻る外堀を堀底から撮影。かなり深い。箕輪城の堀を思い出す。

諏訪原城015外堀.jpg

④最大の見所、二の曲輪中馬出を撮影。二の曲輪の手前には馬出が6カ所程度あるが、規模が大きくて樹木が伐採されているのはここだけ。発掘調査の結果、徳川段階のものとされた(焼土層がないため)。画面右奥は復元された薬医門。

諏訪原城017二の曲輪中馬出.jpg

⑤北側から二の曲輪中馬出を撮影。前後に深い堀がある。画面左側が二の曲輪である。

諏訪原城029二の曲輪中馬出.jpg

⑥馬出経由で土橋を渡り二の曲輪に入る。二の曲輪側から馬出を撮影。

諏訪原城034二の曲輪虎口.jpg

⑦二の曲輪側から内堀土橋の向こうの本曲輪を撮影。本曲輪の東側は断崖となっている。

諏訪原城037本曲輪虎口.jpg

⑧本曲輪から内堀に降りて堀底のカンカン井戸へ。

諏訪原城044内堀カンカン井戸.jpg

⑨二の曲輪を横断し、諏訪神社のある二の曲輪大手曲輪を撮影。城内に諏訪大明神をまつったことから諏訪原城の名がついたといわれる。

諏訪原城054二の曲輪大手馬出.jpg

南側にも何カ所か馬出がある。これらを巡ったあと、13時20分頃退城。金谷坂を下り、金谷駅へ。13時51分発の各駅停車で静岡駅14時22分着。せっかくなので、駿府城へ立ち寄ることに。



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